NY株式市場の歴史|NYダウ・ナスダック&長期チャート

US NYダウ平均株価-日中足

US ナスダック総合指数-日中足

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US NYダウ平均株価指数-日足10年間

US ナスダック総合指数-日足10年間

NY株式市場の歴史

【NY・ニューヨーク金融市場】
・ロンドンや香港と並ぶ世界三大金融センター。
ウォール街を中心とした金融市場。世界最大の証券取引所であるニューヨーク証券取引所、ベンチャー向けの市場ナスダックもある。

【NYSE・ニューヨーク証券取引所】
・1792年に発足・世界最大の証券取引所。
2006年証券取引所運営会社ユーロネクストとの合併を発表。2007年4月4日新会社NYSEユーロネクストとなる。米国内に限らず世界的に有名な企業が上場している。 日本企業もソニー、トヨタ、ホンダなど、2016年にはLINEが上場している。

【NASDAQ・ナスダック】

・1971年に発足・世界最大のベンチャー市場。
新興企業向けの株式市場。世界初の電子株式市場である。2007年にスウェーデンの証券取引所運営会社OMXと経営統合で合意。新会社「NASDAQ OMXグループ」を発足。appleやMicrosoft、Intelなどはナスダック市場だが、ダウ平均株価指数の構成銘柄となっている。日本企業はIIJ、キリンなど多数上場している。

NY株式市場関連の指数

NY株式市場に関する指数は数多くありますが、日本市場に対して押さえておきたいのは下記の指数です。

NYダウ平均株価指数
・Dow Jones Industrial Average
【世界の株価指標】
NYSE・ニューヨーク証券取引所の株価指標。1884年公表。1928年に現在の30銘柄となる。正式には「ダウ工業株30種平均」と呼ばれ、現在はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社によって発表。日本ではNYダウや単にダウという事もある。この指標の動向が全世界の相場展開に反映される事が多い。

ナスダック総合指数
・ NASDAQ Composite Index
【世界のハイテク・ベンチャー企業の指標】
1971年より算出。1990年代後半以降、NASDAQには、マイクロソフトなどのハイテク関連企業、グーグルなどのインターネット関連企業が数多く上場している。日本の企業も過去~現在多く上場している。Nasdaq100指数という物もありこれも代表的な指標の一つだが、日本でナスダックの指数というと、ナスダック総合指数である。

S&P500指数
・S&P500
【世界の株価指標のベンチマーク】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。S&Pを冠した指数は数多くあるが500が最もメジャーである。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数。基本的にダウ平均と似た動きになる。2000年の頃までは、日本でもよくメディアで取り上げられていた。


ナスダック100指数
・NASDAQ-100
【世界のITハイテク関連指標】
1985年から算出。ナスダックに上場する非金融銘柄の時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出した指数。基本的には上記のナスダック総合指数と同じ動きになるが金融銘柄が無い為少々荒い動きになるのが特徴。

ラッセル指数1000・2000・3000
・Russell Index
【米国株の総合ベンチマーク】
フランク・ラッセル・カンパニーが算出・公表。
ラッセル1000指数:米企業の代表的な大型株指数。上場する企業の、時価総額上位3000種中のTOP1000種で構成。最も活発に取引している資産運用者が選択する大型株指数。
ラッセル2000指数:米企業の最も代表的な中小型株指数。上場する企業の、時価総額上位3000種中の1001~3000位で構成。米国の中規模企業の景況感がストレートに反映される指数。
ラッセル3000指数:1986年を基準日に、米国企業株のうち時価総額上位 3000 銘柄からなる。指数構成銘柄は、米国株式市場の時価総額の98%を占める。


SOX指数
・PHLX Semiconductor Index
【米国株の半導体指数】
フィラデルフィア半導体株指数は、「SOX指数」とも呼ばれ、アメリカ合衆国(米国)のフィラデルフィア証券取引所(Nasdaq PHLX)が算出・公表している、半導体の設計・製造・流通・販売を手掛ける企業の株式で構成される単純平均株価指数をいいます。これは、1993年12月1日を基準値100として算出され、半導体関連の代表的な指数となっています。

VIX指数
・CBOE SPX Volatility Index
【世界の恐怖指数】
シカゴ・オプション取引所のVIX指数は、先物ボラティリティの市場予測を反映する指数。 VIXはS&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表され恐怖指数ともいわれる。日本では、NY市場が暴落すると話題になる指数。


US-REIT指数
・Dow Jones Equity All REIT Total Return
【US-REITの代表的な指数】
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出。Dow Jones Equity All REIT Total Returnは、米国株式市場ほぼ全ての上場不動産投資信託をカバー。1997年1月15日より公表。


NY株式市場関連の指標

上記NY市場の指数に影響する主な指標です。
基本的に下げトレンドの時に取り上げられやすい指標をまとめました。

米CPI・消費者物価指数
・Consumer Price Index
【米国のCPI】
消費者物価の変動を表す指数で、インフレに関する重要な指標です。毎月15日頃に、アメリカの労働省が発表しています。 CPIは、実際に消費者が物を買う段階での指標ですので、景気動向を探る最重要指標とも言えます。アメリカはインフレ目標を設定しており、CPIが低ければ購買意欲を刺激するために利下げを行う可能性があります。 逆に数値が長ければ利上げを行う可能性があります。


米GDP・国内総生産
・Real Gross Domestic Product
【米国のGDP】
GDP(国内総生産)は、期間内に新たに生み出された商品やサービスの総額のこと。3か月に一度アメリカの商務省が発表しています。 その期間内にアメリカ国内で経済的な価値がどれだけ生み出されたのかを表していますので、雇用統計などと並びとても重要な経済指標の一つです。


米IPI・鉱工業生産指数
・Industrial Production Index
【米国のIPI】
鉱工業生産指数とは、アメリカの鉱業、製造業、電力・ガス公共事業の生産動向を表した指数です。農業、建設、サービス業などは含まれていません。 アメリカのIPIは、毎月FRB(連邦準備制度理事会)が発表しており、鉱工業の生産活動や経済全体の動向を把握する事ができます。


米・失業率
・Civilian Unemployment Rate
【米国の失業率】
景気動向を計る上で最も重要な指標です。
GDPなどと並び米国の株式市場でも、注目する指標の一つです。


米・セントルイス連銀金融ストレス指数
・St. Louis Fed Financial Stress Index
【世界の金融ストレス指数】
金融ストレス指数は、「フィナンシャル・ストレス・インデックス」とも呼ばれ、米国のセントルイス連邦準備銀行が公表する欧米金融市場の緊張度(不安感)を示すインデックスをいいます(週ベースのデータを公表)。これは、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)や米長短金利差など複数のデータから算出され、金融市場の不安感を示す指標として使われ、また金融市場の信用度の変化などが株価に影響を及ぼすことから、市場関係者が株価の先行指標としても注目しています。 一般に金融ストレス指数が上昇すれば、金融の安定度が低下し、金融市場にストレスが蓄積されていることを示唆し、逆に本指数が低下すれば、金融市場における安定度が増したことを示唆します。0を超えなければ安定している。動き的にはVIX指数的なものである。