為替円相場-ドル/円リアルタイムチャート速報推移

▼ドル/円チャート:10秒足-24時間取引

▼ユーロ/円チャート:10秒足-24時間取引

▼ドル/円チャート5分足‐2日間

big Chart

▼ユーロ/円チャート5分足‐2日間

big Chart

チャート用語説明

【SMA:単純移動平均線-トレンドを掴む】
50日平均線であれば、直近50日間の終値の合計を単純に日数の50で割った平均値を求め、一日ずつずらして描線。大きなトレンドを捉える際には有効な判断材料となります。
<使い方>
上記表示チャートは短期、中期、長期の3つの異なる期間を表示。期間の異なる平均線が交差する地点の状況や平均線の方向により売買のシグナルを判断していきます。ゴールデンクロスやデッドクロスが有名。

【RSI:相対力指数-逆張りを図る】
RSI(Relative Strength Index)は、直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。直近n期間の各時点における終値ベースの変動幅、つまり、上昇幅の累計と下落幅の累計を合計し、そのうち上昇幅の累計が全体の何%を占めているのかを計る指標です。
<使い方>
50%を中心として0〜100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると数値が50%以下で推移します。
通常、RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。

【MACD:移動平均・収束・拡散手法】
MACDとは2本の移動平均線(MACD(青線)とそれを単純移動平均化したシグナルの2本のライン(赤線))を用いることで、相場の周期とタイミングを捉える指標です。MACDの傾きからトレンドの方向性を見るといった利用方法もあります。また黒ベタはヒストグラムでMACD線がシグナル線を越えたら(ゴールデンクロス)プラスに。下回ったら(デッドクロス)マイナスに傾く。
<使い方>
株価が転換する時は、短期の移動平均線が横ばいまたは反転するのに対し、長期の移動平均線はそれまでのトレンドを継続するため、急速に価格差が縮小して、MACDの値がゼロに近づきます。したがって、MACDの天井圏、底値圏がトレンド反転の早期のサインと判断することもできます。売買サインは、MACDとシグナル線のクロス、MACDとゼロラインのクロス、MACDやシグナル線の方向の転換などが一般的に使用されます。

円相場の変動要因

【2014年:ドル円の均衡値は102円】
2010年前後から「リスク回避の円買い」となっており、リスク回避的になる時には、全世界の株が下落し、円高となる傾向が強い。逆に「リスク選好的」となる時には、全世界の株が上昇し、円安となる傾向が根強い。2014年時点でIMFが試算した購買力平価に基づくドル円の均衡値は、約102円である。

【金利との関係】
為替相場が円高になると、日本国外からの原材料や食料品、石油などの輸入品が値下がりするので、物価が下がる。物価の下落は金利の低下に繋がるので、為替相場の円高は金利の低下に繋がる。為替相場が円安になると、日本国外からの原材料や食料品、石油などの輸入品が値上がりし、物価が上昇する。物価の上昇は金利の上昇に繋がるので、為替相場の円安は金利の上昇を引き起こす。米国の金利が上昇したり日本の金利が下降したりして日米金利差が拡大すると、日本の金融商品に投資するよりも米国の金融商品に投資をする方が有利になるので、円をドルに換えて米国の金融商品を購入しようと円売り・ドル買いが進む。この結果、日本から米国にお金が流出し、ドル高円安になっていく。
日本の金利が上昇したり米国の金利が下降したりして日米金利差が拡大すると、米国の金融商品に投資するよりも日本の金融商品に投資をする方が有利になるので、ドルを円に換えて日本の金融商品を購入しようとする円買い・ドル売りが進む。この結果、米国から日本にお金が流入し、円高ドル安になっていく。

【株価との関係】
日本の株価は、米株価とドル円レートが深く関わっている。
円高時には東証の輸出向け企業の株価は下落する例が多い。また、輸出産業の業績が悪化し、輸入産業やその関連企業の業績が好調となる。また、TOPIX、日経平均は下落する例が多い。円安時はその逆である傾向が多い。

【その他要因】
原油価格、戦争、災害、投機的理由、政策、国力、国際収支、各種指標など様々な要因が関係してくる。