NY銅先物価格リアルタイムチャート速報推移

NY銅:ドル/OZ価格24時間チャート

NY銅:ドル/OZ価格1年間チャート

NYプラチナの取引単位と円換算の方法

【NYプラチナの取引き単位】
NYプラチナは、1oz(トロイオンス)あたりの価格USドルで取引される。
1oz=31.1034768g

【プラチナ1g辺りの円価格の計算方法】

※NY銅価格×2.2×為替円=銅1kg円
<現在のkg円価格を計算>
■1lb=0.453 592 37kg
■1kg=2.20462lb



銅市況&取引について

【銅の世界生産量】
2005年の銅の生産量は世界全体で1501万トンであった。その内訳はチリが35 %と大半を占め、以下米国7.5 %、インドネシア7.1 %、ペルー6.7 %、オーストラリア6.1 %、中国5.0 %、ロシア4.6 %と続く。2011年の生産量は1610万トンとなり、チリが542万トンと世界生産量の1/3以上を占めており、それにペルー、中国が続いている 。2005年の製錬銅の生産量は世界全体で1658万トンであり、そのうち38 %は中国および日本を中心とするアジア諸国が占めていた。
▼2011年銅生産ベスト10
1.チリ 5,420(×1000トン)
2.ペルー 1,220
3.中国 1,190
4.アメリカ合衆国 1,120
5.オーストラリア 940
6.ザンビア 715
7.ロシア 710
8.インドネシア 625
9.カナダ 550
10.コンゴ民主共和国 440

【銅の埋蔵量ベスト5】
銅は少なくとも一万年前から人類によって利用されてきたが、これまでに採掘、製錬された全ての銅の95 %以上は1900年以降に抽出されたものである。アメリカ地質調査所の2005年版Mineral Commodity Summariesを元にした東北経済産業局の報告書によれば、地球上の銅の確認埋蔵量はおよそ9億4000万トン、可産鉱量はおよそ4億7000万トンである。また、2011年版Mineral Commodity Summariesでは可産鉱量は6億9000万トンに増加しており、国別ではチリの1億9000万トンが最も多く全体の28 %を占めており、2位のペルーが9000万トン(13 %)とそれに続いている 。鉱業的に利用可能な銅の可産年数の様々な推定データは、銅生産量の成長率などの主な要素の仮定によって25年から60年の間で変動し、2005年のデータを元に単純に可産鉱量を年間生産量で割り可産年数を算出すると32年となる。そのため、銅は2040年頃に枯渇すると言われる事がある。
▼2011年銅可産埋蔵量ベスト5
1.チリ 190(100万トン) 28 %
2.ペルー 90(100万トン) 13 %
3.オーストラリア 86(100万トン) 12 %
4.メキシコ 38(100万トン) 6%
5.アメリカ 35(100万トン) 5%

【NY銅の取引所はCOMEX】
・NY銅はLME銅価格に連動。
COMEX(コメックス)は、"Commodity Exchange"の略で、日本語では「ニューヨーク商品取引所」とも呼ばれ、アメリカ合衆国(米国)のニューヨークにある、CMEグループのNYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の一部門をいいます。これは、1933年に4つの中小取引所である、ナショナル金属取引所(The National Metal Exchange)、ニューヨーク・ゴム取引所(The Rubber Exchange of New York)、ナショナル生糸取引所(The National Raw Silk Exchange)、ニューヨーク・ハイド取引所(The New York Hide Exchange)が合併して総合商品取引所となり、「Commodity Exchange Inc.」の名称で設立されました。その後、1994年にNYMEXと合併し、NYMEXの一部門となり、さらに2008年にNASDAQに上場するCMEグループがNYMEXを買収したことでその傘下となりました。
現在、COMEXは、CMEグループの中核となる部門(CME、CBOT、NYMEX、COMEX)の一つで、金・銀・銅などが上場されている先物市場を運営し、銅先物(NY銅)はLME銅と並び世界の銅価格の指標的な存在となっています。また、取引方法については、かつては伝統的なオープンアウトクライの立ち会い取引が中心でしたが、現在はCMEの電子取引システムである「CME GLOBEX」が導入され、取引が電子化されています。(立ち合いは、2015年7月に廃止)