●セブン&アイ・ホールディングス
336億2800万円(前年同期比▲22.1%)
海外北米事業が業績の足かせとなったもよう。純利益の減り方が大きいのは、事業構造改革の費用によるものという。営業収益は前年度比で微増を維持。
●ユニー・ファミリーマートホールディングス
77億1000万円(前年同期比120%)
好調を維持。RIZAPグループとのコラボ商品やFAMIMA CAFE商品が売上に貢献する一方で、買収したユニー事業における純利益が40億2000万円と大きく寄与している。
●ローソン
95億9700万円(前年同期比8.8%)
でか焼き鳥などのカウンターファストフードが好調。POSシステムの導入を急ぐ。加工食品とファストフードの売り上げが業績に貢献。今後は提携したスリーエフをローソンへと転換していく。
大手3社の第1四半期は一見するとユニー・ファミマに軍配があがるように見えるが、大幅な増益はユニー買収による利益貢献が理由だ。市場予想を見返すようなサプライズ(上方修正)などもなく、利益の伸び幅という点では各社ともに少々苦戦気味と言えそう…続きを読むZUUONLINE